2006年07月13日

ようこそ我が家へ。

「また猫を飼おう。」
それは子どもたちが夏休みに入った頃、じいちゃんが切り出してくれた。
2月10日に14才のセンシャが他界して、みんなが哀しい想いの中、言うに言えなかった言葉。
ねずみの走る音が聞こえるとか、かじった後があるとか、いろいろ理由をつけて、じいちゃんなりに言ってくれた。
1番ショックを引きずっていたパパも、時間の経過とじいちゃんの言葉に、次の子(猫)を探すことにしたのは8月に入ってからだった。
ペットショップを回ったり、知り合いの猫情報を聞いたりしたが、ピンとこなかった。
この頃から、みんなが冷静にセンシャのことを話せるようになっていたが、肝心のパパがセンシャを貰ってきた年月日が不確かなので、
「センシャのカルテがまだ病院にあるから、登録日など教えてもらいに行ってみようよ。」と提案すると、子どもとともに病院に出かけた。それは夏休みも終わる8月30日のこと。
診察券を持って、事情を話すと細かく教えてくださった。
そして、次の猫を探していることを告げると、病院内で保護している子がいるといい、掲示板に貼ってある里親ポスターを指す。そこには4匹のまだらな子猫が写っていた。目がただれている子もいる。
「7月の水害で保護された子たちで、保護されたときは全身泥だらけで、この子は目から鼻から泥が入り酷い状態だったけど、今は治療もしてだいぶ治ってきたんですが、あってみますか?」と。
本来、猫が好きですという人でも、あの里親探しの写真を見て、病気があると聞かされたら、他の子を。となるだろうし。
先生もセンシャのカルテを見ての判断だったんだろうけど、私もパパも即答で「はい」と答えたのは、きっと猫の神様のお導きだったのかもしれない。(笑)
診察室の奥にあるゲージに通されると、子猫にしては広いゲージの奥にいた、まだら模様の子猫が、ダッシュで入り口に走り寄り、「にゃぎゃぁ〜! にゃぎゃぁ〜!」とものすごい元気ぶりをアピールしてくれた。
これが、さっき見たあの写真の子なのかと疑う元気さと、相当きれいになった顔、そしてボロボロになったウサギのぬいぐるみが転がっていた。
見に来たみんなの気持ちは同じだったが、午前の診療時間の終了時間が迫ってたのもあり、家族(じいちゃん)に相談してからと伝え、病院を出る。
即じいちゃんに連絡をすると、快くOKが出る。
それではと、キャリーを持って、午後の診療開始時間と同時に病院に入った。

ももと始めての出会い.jpg →2004.8.30 病院にて

「では、この子の名前をカルテに記入したいので、次病院にこられる時にでも、決まったら教えて下さいね。」
と言われる先生に、娘が
「もも」と言う。
パパも私も反対の理由もなく、そのまま名前が「もも」に決まった。
先生も「可愛い、名前ですね。」とニコニコしながら、カルテに書き込んでいた。

ニックネーム みみ at 16:33| Comment(6) | 成長の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ももちゃんは、下の記事の水害を生き延びた、生命力と運の強い猫ちゃんなんですね。
そして、みみさんのうちの子になるように決まっていたようですね。
今までの、ほのぼのとしたブログの記事から、こんなに大変な辛い経験をつい2年前にされていたとは想像もつきませんでした。
天災は防ぎようがないけれど、強運を味方に付けて、これからも楽しい話題を拝見させていただきたいなと思っています。
ももちゃん、頑張ったんだね、強い子だね。これからもみみさん家族の癒し猫としてのお役目、お願いね。
Posted by nyanmyupurin at 2006年07月13日 19:59
ももちゃんは、強運の持ち猫だったんですね。
みみさんが、猫ちゃんを探している時にピンと来なかったのは、ももちゃんと出会うためだったようですね。
ももちゃんも出合って、行く気マンマンだったみたいだし。^m^
とても素敵な出会いだったのですね。
Posted by CAT at 2006年07月14日 00:23
こんな大変な災害を通してご家族と、ももちゃんは
出逢ったのでしたか。
記事を読んでいると、やっぱり運命と言うか、
なるべくして、ももちゃんはみみさん一家の一員に
なった気がします。
娘さんが獣医さんに名前を即答したのも頷けちゃいます。
ももちゃんも、ももちゃんの兄弟も大変だったね。
でも、強運の持ち主ね、ももちゃん。
みみさん一家と出逢えたんだもの(*^_^*)
Posted by Sunny at 2006年07月14日 00:25
(^o^)/ nyanmyupurinさん
はい、やっと記事として書こうという気持ちになりました。
激しく雨が降る日は、いまだに心配したり、まだこの降りでは大丈夫と思ったり、自分を励ましています。
TVで水害を振り返って画像が流れると、あの中にももがいたんだと、nyanmyupurinさんも言われるように生命力と運の強い子だと感謝しつつ、母親との生活の時期の短さを不憫に思ってしまいます。
私自身13日より前日の12日の夜がしんみりとしています。1年前の、2年前の今頃は母親のおっぱいを姉妹と争って飲んでたのかなと思って。…涙
だけど、とうのももを見るとそんなことあったの? とばかりに水のみ桶に足突っ込んで飲んでたり、ナイヤガラしてるので、しんみりが吹っ飛ぶんですけどね。
これからも天然? のもも&みみをよろしくです。
Posted by みみ→nyanmyupurinさん at 2006年07月15日 13:36
(^o^)/  CATさん
運命の人とか、結婚相手とかのことをいうじゃないですか、まさにそれだったのかなと、私も思います。いろいろな偶然がではなく、必然が重なって、あの日ももと出合ったのかなと思ってます。
今となっての笑い話の一つとして、あの「にゃぎゃぁ〜!」の声は、パパに言わせると、「ゴハンくれ〜!」だったといっております。ママとしても否定は出来ないなぁ(笑)
Posted by みみ→ CATさん at 2006年07月15日 13:44
(^o^)/ Sunnyさん
ホントに何かの力が働いて、Sunnyさんの言われる「なるべくして」の言葉どうり、運命だったんですよね。ひしひし感じますよ。
実は水害以前に同居していた年寄りばあちゃん(リョウマを飴玉で連れて帰ってきたあのスーパーばあちゃん)が亡くなってて、ももがウチに来てから気づいたんですが、どことなく仕草が似てるんですよ。猫と人間だからどこがと言われそうですが、寝ているときや、ほんのちょっとしたとこがなんですけど。もしかして、ばあちゃんの生まれ変わり? と思ったりしています。だから、「にゃぎゃぁ〜!」だったかなぁ。なんて。
Posted by みみ→Sunnyさん at 2006年07月15日 13:50