2007年06月15日

レッスン14 「あたける」

新潟弁で「あたける」とは、
「騒ぐ」「暴れる」ということを意味します。

例)「そんげんとこで、あたけるなて。
   みんな静かにしてるてんに、あたけてんの おめぇばっからいや。」
訳)「そんなところで、騒がないでくださいよ。
   みんな静かにしているというのに、騒いでいるのは あなたばかりですよ。」

と、いった使い方です。
(これは中越地方での言い回しなので、他の地域では語尾など変わってきます。)

あたける」は意味が意味だけに、
大人が騒いでいる子どもに注意をする時に使うのが一般的です。

個人的には注意を受けているのに、愛情を感じる言葉の一つだと思っています。

では、次回の新潟弁更新でお会いしましょう。(^o^)/


顔(汗)「どこで、あたけてるの?」
どこで、あたけてるの?.JPG
猫「にゃごぉ〜。」

ニックネーム みみ at 22:12| Comment(7) | TrackBack(0) | 新潟弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月08日

レッスン13 「じょうさね」

新潟弁で「じょうさね(じょうさもない)」とは、
「簡単だ」ということを意味します。
つまり、難しくはないんだよ。という時に使います。

例)「なぁに、難しい顔してんの? そんなのじょうさもねぇろ。」
訳)「どうしたんですか、難しい顔して。それは簡単なことでしょ。」

と、いった使い方です。

例)「その仕事、じょうさねっけ、すぐかたすな。」
訳)「その仕事は、簡単なので、すぐ終わらせますよ。」

という使い方もあります。

この「じょうさね(じょうさもない)」という言葉は浸透しすぎてて、
新潟弁なのに標準語のように感じている人もいるように感じます。

では、次回の新潟弁更新でお会いしましょう。(^o^)/


顔(チラッ)「再現よろしくね。」
じょうさもない再現!?.JPG
猫じょうさもないでちゅよ。」

ニックネーム みみ at 21:02| Comment(4) | TrackBack(0) | 新潟弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月01日

レッスン12 「びちゃる」

新潟弁で「びちゃる(べちゃる)」とは、
「捨てる」ことを意味します。

例)「こんげしてっと、おもちゃびちゃってくるよ。」
訳)「こんなに散らかしてると、おもちゃ捨ててくるよ。」

と、いった使い方です。

びちゃる」は長野地方でも同じ意味で使われているようですが、
「捨てる」という意味でも、所変われば言葉も変わると言いましょうか、
大阪地方は「ほかす」と言うそうです。
やっぱり方言は良いですね。面白い。(^^

では、次回の新潟弁更新でお会いしましょう。(^o^)/


みみ「もものお世話できないとべちゃってこないとだよ。顔(ぷんっ)
娘「やだ〜。顔(泣)
え!…にゃんですとぉー!.JPG
猫「え! あたち、べちゃられるの?」
みみ「(ウソだから大丈夫だよ。)顔(ペロッ)

ニックネーム みみ at 20:46| Comment(4) | TrackBack(0) | 新潟弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月25日

レッスン11 「おつゆ」

新潟弁で「おつゆ」とは、
「お味噌汁」のことです。

例)「今日タケノコをもろたすけ、ばんげのおつゆに入れようかね。」
訳)「今日タケノコをいただいたので、今夜の味噌汁の具にしましょうかね。」

と、いった使い方です。
他に、汁物での使い方で、

例)「今日は寒いっすけ、ぶたじるでもこしょおっか。」
訳)「今日は寒いので、豚汁でも作りましょうか。」

と、「豚汁(とんじる)」のことを「ぶたじる」と言ったりします。
確かに見た目も、読みもそのままですが、その響きには身も心も温まりそうです。

私の実家の母は、夏になると「キュウリの味噌汁」を作ってました。
人に話すと、皆さん驚かれます。
地域によって冷たい汁に入れたりしている所もあるようですが、
母は温かい味噌汁の中に、あのサラダに使うキュウリを入れていました。
子どもの時は、それが当たり前に食べていましたが、
家族に話すと気味悪がれ、今では作れません。
(それでも、同じ瓜科の「ゆうごう(夕顔のことです)」は、
味噌汁に入れたり、あんかけにして旬は良く食べるんですけどね。)
それでキュウリの味噌汁をどうしても食べたい時は1人の時などに、こっそり作り味わってます。
その味は、私にとって夏が来たという味なんですよ。
世間で「おふくろの味」という料理の中で「味噌汁の味」という方もいらっしゃいますが、
私の場合まさに、このキュウリの味噌汁かもしれないです。

では、次回の新潟弁更新でお会いしましょう。(^o^)/


顔(チラッ)「タケノコのおつゆ飲む?」
むにゃむにゃ…。Zzz.JPG
猫「あの苦いのね。やら。」
顔(汗)「なまの時かじった…?」

ニックネーム みみ at 21:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 新潟弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月18日

レッスン10 「じょんのび」

新潟弁で「じょんのび
「ゆったり」「のんびり」をあらわします。

例)「はぁ、温泉に入るとじょんのびするねぇ。」
訳)「はぁ〜、温泉に入るとゆったりとくつろげるねぇ。」

と、いった使い方です。

この意味から「じょんのび」とついた休憩施設がいくつかあります。
たまには「はぁ〜、じょんのび、じょんのび。」と言って温泉に浸かりたいものです。

では、次回の新潟弁更新でお会いしましょう。(^o^)/

猫じょんのび〜。」
じょんのび。.JPG
顔(笑)「確かに、その言葉はももにあってる言葉だね。」

ニックネーム みみ at 20:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 新潟弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月11日

レッスン9 「ふっとつ」

新潟弁で「ふっとつ
「沢山」「大量」という状態をさして使われます。

例)「今年の梅の実はふっとつ なったでぇ。」
訳)「今年の梅の実は沢山つきましたよ。」

とか、

例)「雪がふっとつ つもったてぇ。」
訳)「雪が大量に積もりましたよ。」

と、なります。

以前紹介した「しかも」も同じような使われ方をしますが、
ふっとつ」は見た通りの状況を言う時で、
「しかも」は誰かに、自分のビックリした気持ちも伝えたい時にと、
言う人の感情の思い入れの違いで使い分けている感じです。
しかし、「ふっとつ」の言葉は、おもに高年齢の人たちが使っているので、
若い人たちが、ちゃんと使い分けているかは不明です。

では、次回の新潟弁更新でお会いしましょう。(^o^)/

顔(チラッ)「掃除機の中が、ももの毛でふっとつになったよ。」
横にぷいっ。.JPG
猫「春でちゅもの。」

ニックネーム みみ at 20:40| Comment(4) | TrackBack(0) | 新潟弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月27日

レッスン8 「しょったれ」

新潟弁で「しょったれ
「だらしない」という状態をさして使われます。

整理整頓できず、散らかしていると。
例)「しょったれ げ に、してんなてぇ。」
訳)「きたなく汚しているように、しておかないで下さいね。」

と言われたりします。(ドキドキ…。)
使い方は「〜のような」の意味の「〜げ」をつけていったりします。

子どもとかがよくやる、ズボンからシャツが出てたりすると。
例)「シャツ出して、しょったれてんなてぇ。」
訳)「シャツが出てて、だらしないですよ。」

と言わます。この状態での使い方が一般的かもしれません。

回を重ねてお気づきの方もあるでしょうが、
新潟弁の語尾の一つに、「〜だてぇ。」をよく使います。
聞く側もやんわりと言われる感じなので、
新潟県人の人柄をよく表している言葉だなと思ってます。

サブ情報として、「しょったれ」という方言は、
群馬県でも使われているようです。
意味は、「しおれた」ということらしいです。
所変われば意味が大きく違うんですね。

では、次回の新潟弁更新でお会いしましょう。(^o^)/

顔(ぷんっ)「カーテン破いて、しょったれげにしたの誰?」
カーテンを直さないと…。.JPG
猫「…♪(汗)」

ニックネーム みみ at 11:41| Comment(12) | TrackBack(0) | 新潟弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月20日

レッスン7 「もじける」

新潟弁で「もじける
「恥かしい」や「人見知り」をすることに対して使われます。

例えば、小さい子自身が知らない大人とあった時など
例)「いつもは飛び跳ねてる子なのに、
   知らん人だと思ってもじげてるわぁ。」
訳)「いつもは元気に遊んでる子なのに、
   知らない人だと思って恥かしがっていますよ。」

といった感じに使われます。

もじける」という言葉を、私自身嫁に来るまで知らなかったので、
新潟県の真ん中(中越地方)を中心に使われているようです。

次回の新潟弁更新でお会いしましょう。(^o^)/


猫「(もじもじ)」
椅子の上で、足としっぽ。.JPG
顔(笑)「もも、何もじけてるの?」

ニックネーム みみ at 13:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 新潟弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月06日

レッスン6 「はかいく」

新潟弁で「はかいく
読みは「HAKA―IKU」
これも、「進み具合はどうですか」などといった人に対して様子を聞くときに使われます。

例えば、畑仕事や細かい手仕事などしている人に声をかけるとき、
例)「はかいくかね。」
  「いやぁ、はかいかねぇ。」

訳)「仕事の進み具合はいかがですか。」
  「はぁ、思ったように進まないんですよ。」

または、
例)「なじらね。」
  「やっとこ、はかいったてぇ。」

訳)「仕事の進み具合はいかがですか。」
  「ようやく、仕事が終わったんですよ。」

といった感じに使われます。

「はか」と言うと、「お墓」のイメージがありますが、
この場合の「はか」は「片付ける」の意味が含まれているようです。
もっともこの言葉を使うのは、高い年齢層で多く使われています。
ですから、知らない人が聞くとちょっとドキッとしますよね。

次回の新潟弁更新でお会いしましょう。(^o^)/

顔(チラッ)「もも、毛づくろい はかいく?」
ん〜、どうなんでちょうね。03.JPG
猫「ん〜、まだでちゅ。」

ニックネーム みみ at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 新潟弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月23日

レッスン5 「なじらね」

新潟弁で「なじらね」
これは、「どうですか」などといった人に対して様子を聞くときに使われます。

例)「最近なじらね。」
訳)「最近どんな調子ですか。」

といった感じに挨拶として日常よく使われます。
「なじらね」の言葉の中には、
久しぶりに会った人に言えば、「元気にしていましたか。」
とかのその人の健康面の意味で。
商売をしている人に言えば、「売り上げはどうですか。」
という大阪の「もうかりまっか。」
に通じる意味も含まれる、多用途な挨拶です。

方言の多くは年齢の高い人が使っている割合が多いものですが、
この言葉「なじらね」は幅広い年齢層で使っています。

若い年齢層は住んでいるその地の方言がわからないというのも聞きますが、
「なじらね」は知名度のある方言語なので、町行く看板やチラシなど、
親しみを込めて使っているのを見かけます。

では、次回の新潟弁更新でお会いしましょう。(^o^)/

ももとお茶.JPG
顔(チラッ)「もも、なじら?」
猫「じいちゃんのお宝発見したにゃ!」

ニックネーム みみ at 21:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 新潟弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月16日

レッスン4 「ととまめ」

新潟弁で「ととまめ」
これは、イクラ(鮭の子)のことです。
「とと」=「魚」、「まめ」=「豆」
の意味だと言えばわかるでしょうか。

例)「この のっぺの ととまめも、うんめねぇ。」
訳)「この煮物のイクラも美味しいですね。」

といった感じでしょうか。

「のっぺ」とは、新潟の郷土料理の煮物です。
(材料は各家庭にもよりますが)
里芋、鮭、人参、貝柱、銀杏、蒲鉾などが入った煮物に
ととまめ(イクラ)を飾るように盛り付けたものです。
これは祝い料理なので、お正月や、祝いのお膳などで食べます。
煮物といっても冷たい状態で食べるんです。

他に、新潟では「すじこオニギリ」があります。
コンビニでも売っています。
しかし、他県の方からは、とっても珍しがられるんですよね。
新潟にお越しの際は、コンビニで探してみてください。

では、次回の新潟弁更新でお会いしましょう。(^o^)/

肉球と爪…(−−;.JPG
顔(汗)「ももまめ……あ、爪が!」

ニックネーム みみ at 11:45| Comment(5) | TrackBack(1) | 新潟弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月09日

レッスン3 「ずる」

新潟弁で「ずる
これは、「動く」などといった意味で、物などに対して使われます。
この言葉も、悪い意味としての使用が一般ですが、
新潟弁では、特に中越地方を中心に「動く」意味で使われている言葉です。

例)「雪や雨の日は、車がずらんでまいったてぇ。」
訳)「雪や雨などの日は、車が混んでて走れず困りましたね。」

とか、

例)「車ずるかね?」
訳)「車スムーズに走ってますか?」

といった感じによく使われます。

例)「雪降ったから、この戸ずらなくなったね。」
訳)「雪が沢山降ったので、この戸動かなくなりましたね。」

といった使い方もあります。
雪国では、屋根に雪が1mも積もった古い家では、雪の重みで戸が開かなくなることがあります。
どんどんと降り積もる雪の日など、家がギシギシ音を立てることもあるんです。
もっとも、それは記録的な大雪の時ですが。(^^;

そんな「ずる」の場面がこの冬あまりなかった新潟でした。

ではでは、次回の新潟弁更新でお会いしましょう。(^o^)/

袋の中に…。.JPG

ニックネーム みみ at 14:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 新潟弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月02日

レッスン2「しかもいる」

新潟弁で「しかもいる
これは、「たくさんいる」「多くの」などといった意味で使われます。
発音は「歯科」ではなく「鹿」と同じく「か」を強く発音します。

例)「あそこの店行ったら、知ってるもんがしかもいてビックリしたて。」
訳)「すぐそこの店へ行ったら、知り合いが沢山いてビックリしましたよ。」

といった使い方をします。
だから、設定場所が変わると、

例)「山も海も、しかもいるてぇ。」
訳)「山にも海にも、沢山の人がいましたよ。」

となり、新潟県にはあっちもこっちも鹿だらけということになります。(笑)
新潟で「しかもいたてぇ」と聞いても、慌てずにお過ごしください。

また、次回の新潟弁更新でお会いしましょう。(^o^)/

寝てる…。(^^;01.JPG
顔(汗)「もも、しかもねているんだから。もう起きたら?」

寝てる…。(^^;02.JPG
猫「Zzz」
ニックネーム みみ at 21:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 新潟弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月23日

レッスン1 「ばか」

各地方に「宝」と呼ばれる「方言」があります。
ももが住んでいる新潟県も驚かれる言葉が沢山あります。
そんな言葉を紹介していこうと思います。

新潟弁その1 「ばか
これは、人をけなす言葉として広く使われていますが、新潟弁では褒め言葉なのです。

例)可愛い子どもを見た時→「ばか、かわいい。」
訳)「とても、愛らしいお子さんですね。」
などと「大変」「素晴しく」などの意味で使い、
さらに最上級に言いたい時は、小さい「つ」を入れ表します。
例)美味しい料理を食べた時→「ばっか、うんめねぇ。」
訳)「素晴しく、美味しい料理です。」

例えていうなら、東海地方の「でら」と同じ使い方で、
「でら」→「ばか」、「どえらぁ」→「ばっか」
となります。

もちろん、けなしの言葉としても使用するので、前後の言葉に注意が必要です。

では、次回の新潟弁更新でお会いしましょう。(^o^)/

爪がひっかかったにゃ…(汗).JPG
猫「爪がひっかかったにゃ…(汗)」
顔(汗)「…もも…。(ばか)」


ニックネーム みみ at 13:46| Comment(6) | TrackBack(0) | 新潟弁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする